1999年12月28日和歌山東警察のやり方です。
もし 自分の子供であったら警察官は こんなやり方をしたのでしょうか?
丸谷康政
和歌山市立城東中学校3年4組
義弟 木村 |
廊下で警察の人が康政のことできてくれてるで。 |
私 |
康政、何か悪いことでもしたんか。 |
義弟 木村 |
それは警察の人から聞いて。僕呼んでこいといわれたんで、呼びにきただけや。 |
私 |
いま康政の状況知ってるやろ。 |
義弟 木村 |
とにかく外で警察の人がいてるよって、兄ヤンの口からそれ言ってよ。 |
しかたなく私は弟(木村稔)のいう通りにしました。警察の人が待っているというところへ弟M(木村稔)と一緒に行く途中の話です。 |
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義弟 木村 |
兄ヤン状況悪いわ。この話やけど誰にも言わんといてよ。お姉にもやで。康政自殺よ。これは康政にとって不利な証拠全部揃ちゃあら。かくせやな。 康政、もうあかな助かれへんで。 康政、覚悟の上で出ていってら。 じつはわい康政やてほぼ知ってたんよ。兄ヤンから電話くる前に、警察につれ居てるんやけど、うちへ電話があっておまえの関係者ちがうんかて知らされたんやけど、まさかということがあるんで、家で待ってたら兄ヤンから電話あってそれですぐ出たんよ。そやさかい早くきたやろ。 |
廊下で立ち話をしていると、南側から男の人が歩いてきました。 |
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警察 池口 |
ちょっと東署まできてくれませんか。息子さんの調書作りたいんで。 |
私 |
私の息子は今大変なときなのです。とてもここから放れることはできません。もう少し落ちついてからにしてくれませんか。 |
警察 池口 |
一刻を急ぐんや。おまえの言うこと聞いているひまない。 |
私 |
えらそうに言うてるんやったら警察手帳出してみい。 |
警察 池口 |
持っていない。そやけど東署のもんや。 |
私 |
そしたら所属は何課ですか。 |
警察 池口 |
がたがたぬかすな。早よ、わしらについてこんか。 |
私 |
どこの誰かわからんもんに信用できるか。第一お前警察手帳も持たんとようこんなとこへ来たな。医者とぐるか。 |
義理 木村 |
兄ヤン、もうじたばたせんほうがいいで。これ以上は引き伸ばしてるとしか思われへんで。 |
私 |
なにを引き伸ばしてるんや。 |
警察 池口 |
おいはよこんか。行政に逆らったらどうなるか、わかってんのか。 |
私 |
行政とは何や。あんたら人の命と仕事とどちらが大切や。 |
警察 池口 |
私は仕事に決まってるやろ。上司に忠実でね。 |
私 |
お前はアホや。一回頭冷やしてから会いに来いや。 子供が待ってるので失礼する。 |
義弟 木村 |
兄ヤンどこへ行くんや。そんなことしたら益々不利になるで。 |
ICUにもどり小康状態の康政を見守っていると、義弟M(木村稔)が今度は調書を作って持ってきたと言うのです。 しかたなく外に出てみると、今度は警察官 安東が立っていました。 |
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警察 安東 |
調書ができあがりましたので、読み上げますので、読み終えましたら署名、捺印お願いします。 |
私 |
ちょっとまて。その前に警察手帳持ってますか。 |
警察 安東 |
持ってません。 |
私 |
おまえもおかしいやないけ。それに調書みたいなもんそんなに早くできる訳ないやないか。それ誰作ったんや。 |
警察 安東 |
上司です。 |
私 |
上司て誰や。お前に人の心というもんがないんか。 |
警察 安東 |
課長です。課長の命令です。これをしないとしかられます。 |
私 |
ほいたらその課長とかに言っといて。人の命をなんと思てるんか。しかも、まだ15才の子ども相手になにを考えてるんか。おまえら、アホか。このこと一言一句もう一度調書に書いて出直してこい。 |
義弟 木村 |
ここは警察のいう通りせんとあかんのとちがうか。 |
私 |
そしたらお前、勝手にこいつとやっとけ。俺は康政を見に行く。まだ生きてるんや。 |
ICUでは妻に手を握られたまま康政が小康状態を保っていました。 看護婦さんが体温を計ってくれたそうで36度あったようです。ヒューレットパッカードの計器は、marutani yasumasa 心拍数120 血圧40を表示していました。 |
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しばらくして義弟が、今度は康政の着衣をとりにきてるというのです。私はなんの為かときくと、証拠品ということらしいのです。外に出てみると先程の男達です。 |
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警察 安東 池口 |
息子さんの着ていた服知りませんか。 |
私 |
知りません。あんたら警察手帳持ってから来いて言ったやろ。 |
警察 池口 |
お前が持ってんの調べてわかってんのや。 |
私 |
知りません。 |
警察 池口 |
急いでんのや。早よ出せ。 |
そう言って私を威圧するかのように睨みつけました。 私と男Iが大声でどなり合いました。その時です。日赤の看護婦さんが中をかきわけて私のところまでやってきました。 |