1999年12月28日の和歌山東警察のやり方です。
もし 自分の子供であったら警察官は こんなやり方をしたのでしょうか?
丸谷康政
和歌山市立城東中学校 3年4組
担当T医師 | 息子さんの容体を説明します。 現在自分で呼吸をすることができません。 人工呼吸器を使用して呼吸をしている状態です。なぜかというとレントゲンに映っているように頭ガイ骨が割れています。この割れかたは普通では割れないもので、大変強いショックを受けたと思われます。この為に脳の大部分が死んでしまっているので、呼吸をするように命令することができません。また肋骨が3本折れています。 |
私 | 本人は痛みを感じてませんか。 |
T医師 | それはありません。 |
妻 | たすかりますか。 |
T医師 | それはいえません。ただ脳の大部分が死んでしまっており、こうなればなんともしようがありません。肋骨のほうは命にかかわるようなことはありません。今は脳の回復を待つしかありません。 |
私 | 脳の回復はどうしてわかりますか。 |
T医師 |
指先などがピクピク動きます。しかし今は動きません。その他に脳波をとる方法があります。 |
私 |
では脳波を調べてください。 |
T医師 |
それは昼をすぎないと、専門医でないと無理です。それにきょうは28日なので2時をすぎるでしょう。それまでに反応があれば手術にかかります。 |
T医の説明を聞いている最中、レントゲンに写っている康政の首のうしろに針がつきささっているのを見つけました。 |
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私 |
なんで、こんなところに針がささっているのですか。これで何をしたのですか。 |
T医師 |
それは治療のために点滴についている金具です。首にささっていません。レントゲンの関係でそう見えるだけです。また息子さんはすでに呼吸が停止していて日赤で蘇生したのです。 |
私 |
ありがとうございます。息子の顔ですが、殴られてませんか。 |
T医師 |
私はそうは思いません。レントゲンを見る限り、殴られてできたものではありません。 |
私 |
バットか棒でもこのようになりませんか。 |
T医師 |
もちろんなりません。このようにきれいに割れるとなるとかなり高いところから落下したと考えられます。そして何か固いところに頭をぶつけたのだと思います。 この様な傷がつくのは自分から飛びおりなければつきません。 |
私 |
先生どうしてその様に確信できるのですか。 |
T医師 |
さきほど警察の人から聞いたのです。 鳥徳ビルの3Fから飛びおり自殺をしたというのです。証拠は靴下をはいたままの足の親指と小指の跡形が窓についており、それはすれていたのでそこから飛び下りたと推定できるわけです。また、近くにはセーターの毛と同一の毛のちぎれたものが採集できたというのです。 |
私 |
確かに警察の人が先生におっしゃいましたか。 |
T医師 |
はいそうです。 |
私 |
なんという名前の人ですか。 |
T医師 |
それは言えません。 これからのことを書きました。目を通しておいてください。 |
このように担当医が言うと入院計画書を私に手渡しました。 |
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入院計画書の内容(原文のまま) 現在人工呼吸を行い脳の腫れをとるように治療を行なっていますが効果がありません。 これ以上の治療は無理だと思います。 【康政のデスマスク人形は祖母が勝手に置いた】 T医師の説明は有吉佐和子作品『悪女について』の主人公富小路公子コト鈴木君子のビルからの転落死と推定された謎の死亡事件の証言者早川松夫、丸井牧子、浅井雪子、渡瀬義雄、渡瀬小静、渡瀬里子、大内三郎,沢山栄次、沢山夫人、林梨絵、伊藤弁護士、富本寛一、富本宮古、菅原ふみ、烏丸瑤子、レイディス・ソサイエティの事務員、瀬川大介の妻、宝石職人、北村犬猫病院長、銀座のバアのマダム、鈴木タネ、テレビ朝日の大田、小島誠、尾藤輝彦、宝来病院元婦長、長男義彦、次男義輝たちの証言を彷彿させます。その中でも次男義輝の証言は、T医師の詭弁内容のようです。まるで康政が窓によじ登ったのを前提に話を進めたようです、このような表現は和歌山東署の磯崎課長にも表れていました。 次男義輝の証言は、『悪女について』 ≪、、、、、、って、窓から手すりまで乗って言うんだ。高い高いをしてもらってるようなものだから、僕は嬉しくて、ママに抱きついていた≫ ≪僕はママの死に顔を見たけど、綺麗だったよ。ママは、自分が死んだのも知らなかったんじゃないかなあ≫ |
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私 |
先生、他に方法はないのですか。 |
T医師 |
私の使える薬はすべて使ってしまいました。 これ以上の薬の使用は逆効果となります。 |
妻 |
どこか他の病院ないの。もっと偉い先生いてへんの。 お父さんなんにもできへんの。康政たすけてくれへんの。 |
私 |
おちつけ。先生はよくしてくれている。先生にお願いせえ。先生に頼らないかん。 |
T医師 |
私の言っている意味がわかりますか。 いま人工呼吸器をはずすと呼吸ができません。私が呼吸器をはずすと殺人になります。 この患者さんの場合ですと自分の力で呼吸ができませんので植物人間よりも悪いということです。 植物人間なら自分で呼吸ができます。 これはどういうことかと言うと脳死に近い状態ということです。 |
妻 |
私は疑問があります。康政がICUに入る前、二人の警察官NとHに、ICUの前の廊下で確認するように言われて見たときには、人工呼吸器がついていませんでしたのに、なぜICUに入ったときはついているのですか。 |
T医師 |
私の言っている意味がわかりますか。 |
妻 |
先生、康政をつれて帰れていうんですか。 |
T医師 |
それは言っていません。 |
私 |
先生、私達、突然の出来事なので、少し話しあうことができませんか。話がまとまり次第お返事いたします。 |
T医師 |
わかりました。 |
先生は治療は無理だと見放した状態なので、これ以上 T先生にはすがれない。しかし康政は必死に生きている。彼がこんなに頑張っているのに、なんとかこの状態を維持していただくように他の先生にお願いすることにしました。 ICUに入室して康政のそばに行きました。 依然人工呼吸器がついていました。そして息子の頭元には日本ヒューレットパッカード社の計器があり、marutani yasumasa 心拍数120 血圧40と表示していました。康政に「頑張れ」と、耳もとで言って他の医師を求めて日赤病院を出て行きました。 その後T先生は 2013年 和歌山県救急医療功労者表彰を受ける 2017年 厚生労働省医療功労大臣表彰を受ける、和歌山県立医科大学集中治療部非常勤講師。 (この時期康政の姉は和歌山県立医科大学付属病院に勤務しておりました。ところへ、このT医師はまるで犯人が犯行の現場に顔を出すかのごとくに同じ職場に現れたらしく娘は精神的に相当なショックを受けるものの、持ち前の気力をふりしぼり構造的な社会パワーハラスメントを受けながら自分自身の職務を苦しみながらこなしていた、しかし、そればかりか日赤で康政の死を見ていたF医師も和歌山県立医大にやってきてこれまた娘と同じ職場で同僚としてチームワークを編成されて働いていたらしい。康政の死とT医師、F医師との対面の日々、この事実について鑑みると、康政の事件に対しては最初から自殺ありきといった方針で進められ、和歌山県警が中心となって康政自殺説に反論する家族に対する迫害を生きがいとしているものと受けとれる。つまるところ暗黙たる行政殺である。 F医師は和歌山県立医大勤務で長女と同じ課に勤務していた。 2023年 T医師は医大を離れ、和歌山県白浜にある「H病院」の院長になっている。 |