生命の手記


     東京都八王子市 妻


この世から夫の命が奪われたのは、平成11年10月25日。
もう4年、まだ4年の日々を過ごしている私です。

夫は原付バイクで走行中に運送会社の2トン車に接触され、
転倒即死でした。
その瞬間夫の心の中をよぎったのは痛み苦しみ。
そのことを深く考えるとどうしてよいかいまだに分からなくなる。

唯一救われることは、近所の方が脈をとってくださったことを
3ヵ月後に知りえたことです。
冷たいコンクリートの上で誰にも看とられずではなかったと、
それを支えに毎月花を供えに行くことが出来ます。
花の水も下さり
ありがたいことにその場所まで一緒に行ってくださいます。

[生命のメッセージ展」は、浜松会場から参加出来たことは、
どうして?何故?夫が?から少しづつ抜け出して
日々過ごせるようになったことです。

[生命のメッセージ展」の会場にいる時、
夫は、自身にとっては子ども、孫の年齢にあたるお仲間たちと
楽しく過ごしているのだろうと思え
私も又その中にいるように思えてなりません。

とても心安らぐ[生命のメッセージ展」ですが、
これ以上お仲間が増えないことを願います。

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